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XREAでHiki Farm

はじめに

XREAのサーバーを借りて運用を始めたがHikiFarmが入れたくて試してみた。その工程をメモしておく。

ダウンロード

HikiFarmを使う場合は安定番ではなく最新版を使う必要があるようです。したがってこちらからダウンロードが必要です。

ご本家のインストール解説も1度目を通しておきましょう。

解凍する

本家のHikiFarmのインストール解説ではCVSからのインストールが推奨されているがXreaはSSHで接続しても制限が多すぎてうまくいかないようである。したがってローカルで解凍してftpで転送する。解凍にはtarやgzipに対応したツールを統合アーカイバプロジェクトなどでもらって来ればOK。

アップロード

いわゆるユーザーディレクトリのpublic_htmlと同じ階層"/"(/virtual/userID/)に転送する。後々の設定を出来るだけ少なくするには"/src"(/virtual/userID/src/)に転送した方が良いかも。

出来上がったディレクトリ構成は

virtual/
        userID/
               lib-ruby/amrita/ amritaのインストール
               var/hiki/ データディレクトリ
               src/
                   hiki/
                       data/
                       debian/
                       doc/
                       hiki/
                       message/
                       misc/
                       plugin/
                       style/
                       template/
                       theme/
                       hiki.conf misc/hikifarmからコピー
                       hiki.rb   hiki.cgiをリネーム

amrita

Hikiの運用には欠かせないamritaだがXreaのサーバーにもインストールはされていないようだったので、virtual/userID/lib-ruby/にamritaをftpでアップした。amritaインストールの前提であるstrscanもlib-rubyに必要なファイルをアップしておく。

lib-ruby/
        amrita/      #amrita-1.0.2/lib/amritaの中身をアップ
        cscan.c      #strscan-0.6.7/libの中身をアップ
        depend       #上に同じ
        rscan.rb     #上に同じ
        scanner.rb   #上に同じ
        strscan.rb   #上に同じ
        cscan.so     #C版のstrscanを使うためのファイル(後述)

TrialHiki-strscanとAmritaのインストールを参考にさせて頂きました。

Hikiインストールディレクトリ

  • hiki.cgiをhiki.rbにリネームする
  • hiki.confの最初の2行を設定する
$data_path       = "/virtual/userID /var/hiki/#{__my_wiki_name__}"
$index_page      = "http://wiki.ivyvalley.net/#{__my_wiki_name__}/"

出来ればメールアドレスなどもちゃんと設定しといた方がエラーメールが帰らなくて良い。

HikiFarmディレクトリ

今回はサブドメインに設定したのでwiki.ivyvalley.netに設定する。 Hikiインストールディレクトリのmisc/hikifarmからindex.cgiとhikifarm.confをコピーする。

virtual/
        userID/
               public_html/
                           wiki.ivyvalley.net/
                                              theme/
                                              index.cgi
                                              hikifarm.conf

index.cgi

  • 1行目が#!/usr/bin/env rubyとなっているが#!/usr/local/bin/rubyに書き換える。
  • 286行目の@head['Last-Modified']で始まる行を削除する。(コメントアウトでは動かなかった。これがあるとHikiFarmが2回に1回ScriptErrorになる。)

hikifarm.conf

  • rubyのパスがruby = 'usr/bin/env ruby'となっているが ruby = '/usr/local/bin/ruby -I/virtual/userID/lib-ruby/'の様にして最後にamritaの在処を知らせておく。
  • Hikiのインストールパス hiki = '/virtual/userID/src/hiki'
  • データを入れるディレクトリ data_path = '/virtual/userID/var/hiki'

最低限これだけすれば動くようだ。

ご意見などが有ればどうぞ

  • 2004-12-04 (土) 23:09:02 gbn master : とても参考になりました。有難う御座います。
更新日時:2008/04/19 22:41:08
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