!はじめに
XREAのサーバーを借りて運用を始めたがHikiFarmが入れたくて試してみた。その工程をメモしておく。
!ダウンロード
*[[Get!v_05_branch|http://cvs.sourceforge.jp/cgi-bin/viewcvs.cgi/hiki/hiki/hiki.tar.gz?tarball=1&only_with_tag=v0_5_branch]] 一気にダウンロード
*[[HikiWiki_CVS|http://cvs.sourceforge.jp/cgi-bin/viewcvs.cgi/hiki/]] ファイル一覧から
HikiFarmを使う場合は安定番ではなく最新版を使う必要があるようです。したがってこちらからダウンロードが必要です。
ご本家の[[インストール解説|http://www.namaraii.com/hiki/?HikiFarm]]も1度目を通しておきましょう。
!解凍する
本家のHikiFarmのインストール解説ではCVSからのインストールが推奨されているがXreaはSSHで接続しても制限が多すぎてうまくいかないようである。したがってローカルで解凍してftpで転送する。解凍にはtarやgzipに対応したツールを[[統合アーカイバプロジェクト|http://www.csdinc.co.jp/archiver/]]などでもらって来ればOK。
!アップロード
いわゆるユーザーディレクトリのpublic_htmlと同じ階層"/"(/virtual/userID/)に転送する。後々の設定を出来るだけ少なくするには"/src"(/virtual/userID/src/)に転送した方が良いかも。
出来上がったディレクトリ構成は
virtual/
userID/
lib-ruby/amrita/ amritaのインストール
var/hiki/ データディレクトリ
src/
hiki/
data/
debian/
doc/
hiki/
message/
misc/
plugin/
style/
template/
theme/
hiki.conf misc/hikifarmからコピー
hiki.rb hiki.cgiをリネーム
!amrita
Hikiの運用には欠かせないamritaだがXreaのサーバーにもインストールはされていないようだったので、virtual/userID/lib-ruby/にamritaをftpでアップした。amritaインストールの前提であるstrscanもlib-rubyに必要なファイルをアップしておく。
lib-ruby/
amrita/ #amrita-1.0.2/lib/amritaの中身をアップ
cscan.c #strscan-0.6.7/libの中身をアップ
depend #上に同じ
rscan.rb #上に同じ
scanner.rb #上に同じ
strscan.rb #上に同じ
cscan.so #C版のstrscanを使うためのファイル(後述)
[[TrialHiki-strscanとAmritaのインストール|http://shimoi.s26.xrea.com/hiki/hiki.cgi?strscan%A4%C8Amrita%A4%CE%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB]]を参考にさせて頂きました。
!Hikiインストールディレクトリ
*hiki.cgiをhiki.rbにリネームする
*hiki.confの最初の2行を設定する
$data_path = "/virtual/userID /var/hiki/#{__my_wiki_name__}"
$index_page = "http://wiki.ivyvalley.net/#{__my_wiki_name__}/"
出来ればメールアドレスなどもちゃんと設定しといた方がエラーメールが帰らなくて良い。
!HikiFarmディレクトリ
今回はサブドメインに設定したのでwiki.ivyvalley.netに設定する。
Hikiインストールディレクトリのmisc/hikifarmからindex.cgiとhikifarm.confをコピーする。
virtual/
userID/
public_html/
wiki.ivyvalley.net/
theme/
index.cgi
hikifarm.conf
!!index.cgi
*1行目が#!/usr/bin/env rubyとなっているが#!/usr/local/bin/rubyに書き換える。
*286行目の@head['Last-Modified']で始まる行を削除する。(コメントアウトでは動かなかった。これがあるとHikiFarmが2回に1回ScriptErrorになる。)
!!hikifarm.conf
* rubyのパスがruby = 'usr/bin/env ruby'となっているが ruby = '/usr/local/bin/ruby -I/virtual/userID/lib-ruby/'の様にして最後にamritaの在処を知らせておく。
* Hikiのインストールパス hiki = '/virtual/userID/src/hiki'
* データを入れるディレクトリ data_path = '/virtual/userID/var/hiki'
最低限これだけすれば動くようだ。
!ご意見などが有ればどうぞ
*2004-12-04 (土) 23:09:02 ''[[gbn master]]'' : とても参考になりました。有難う御座います。
//{{comment}}